まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、インド六派哲学のサーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

2015-02-22から1日間の記事一覧

知覚器官、行為器官の対象領域

サーンキヤ・カーリカー 第34節・その注釈で述べられていること これら13の器官のうち、5つの知覚器官は特殊なことも、特殊でないことも対象にします。 行為器官のうち「話す」器官は音を対象にします。 そしてその残りの行為器官は(「色」「音」「香」「味…

外的器官は現在だけを、内的器官は過去・現在・未来を対象とする

サーンキヤ・カーリカー 第33節・その注釈で述べられていること 内的器官は3つあります。外的器官は10個で、3つの内的器官の対象といわれます。外的器官は「現在」を対象とし、内的器官は3つの時(過去・現在・未来)を対象とします。 <「サーンキャ・カー…

捉える、保持する、明らかにする

サーンキヤ・カーリカー 第32節・その注釈で述べられていること 道具である器官は13種類あります。5つの行為器官は「捉えること」と「保持すること」をします。5つの知覚器官は「照らすこと」をします。これら(13種類の器官)のはたらきかけかたは10種類あ…