座り方の説明を受けたときのこと。
「体の根っこから喉までのエリアがだいじ。このエリアを大きく使えるように、背骨を立てる」
という話の後に、シャルマ先生がなにげなく、こんなことを話されました。
わたしは、これがいまだに心に残っています。
まっすぐに背骨が立っていれば、全方向からエネルギーを受けられるね。
そして、そのエネルギーが拡がっていけるでしょ。
エネルギーを与えることが、前提だよ。
suppose give energy. と。そうおっしゃいました。
こういうことを感じることって、たしかにある。
神社に行ったときに、まるでその場を代表するかのように立っている巨木を、わたしは「エースの木」と呼んだりしていますが、まさにああいう感じ。
エネルギーが真っ直ぐに通れば、受けるにしても出すにしても、全方位的になる。
この日はいろいろな「前提」の話をしてくださり、わたしのノートには、この続きに
「宗教や信仰が祈りを前提としているように、心と体は交感するという前提がある」
「EMSみたいに、effect of emotion がある」
というメモがあります。
「与える」だけならよく聞くけれど、「与える前提」ってのがいい。
そのほうがディテールも詰まる。