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まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、インド六派哲学のサーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

1分の静寂。コントロールとクリーニング

わたしのヨガクラスでもよくやる「1分間サイレンス」の話。
インドで授業のはじまり、合間に、先生が


 Silence

 

と言ったら、すぐ1分間の静寂をつくり、黙想する。
すべての先生がやっていたわけではないのですが、わたしが哲学を教わったシャルマ先生は毎回やっていました。

 

 

 だ る ま さ ん が
 こ ろ ん だ

 


と言われたときみたいに、さっと始まる。
新しいタスクに取り掛かるときにやる。


ある日、「この1分間サイレンスは、なんでやってるかわかる?」という話からクラスが始まりました。
こたえはふたつ。

 

 

「意識をコントロールするため」「祈りの練習」

 

 

日々いろいろなことをしているからね、と。
このときに、先生が「アーサナマントラ・チャンティングも、すべて浄化(purification)に関連しているよ」とおっしゃったあとに、印象に残るお話をされたのですが、ノートの走り書きに

 


 purification mind find naturally
 control of mind, cleaning of mind

 

 

とありました。
性善説というよりも、性清説、のようなこと。
解脱を目ざせるという前提の考え方にはすべて、この背景があるのだよなぁ。