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まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、インド六派哲学のサーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

行為と知識。感じているときがチャンス

インド授業の小話

シャルマ先生の講義ノートに、こんなメモがあり、
ここは見るたびに「!」となります。

 

knowledge - feeling - action
                       |
                  chance


action は knowledge を兼ねるけど、その逆はない。
100のことは同時に起こる。

 

「言うのは簡単」というだけでなく「知ってる、と思うのも簡単」という事態。
たしかに行為でしか、理解を証明することはできません。


このメモには「knowledge」と「action」の間に「feeling」があり、
さらに「feeling」の下に「chance」と書いてあります。


感じている瞬間が、機会。
行為が形だけで、感じていない瞬間もあります。
たまに慣用句のようなフレーズを心なく使ったあと、ハッとすることがあります。
「知識」だけでも「行為」だけでも、生きた感じがしない。
漠然とした空虚感やむなしさは、「知識」と「行為」の間に住み着くのかもしれません。