まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想(インドの視点)をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、サーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

2015-07-11から1日間の記事一覧

功徳は上方へ、不徳は下方へ。知により解脱へ、無知により束縛へ

サーンキヤ・カーリカー 第44節・その注釈で述べられていること 功徳は上方へ向かいます。不徳は下方へ向かいます。知によって解脱が、その反対のもの(無知)によって束縛があると認められています。 <「サーンキャ・カーリカー」内でのこの節>前の第43節…