まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、インド六派哲学のサーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

マントラはバイブレーションで、捧げもの

授業の合間の雑談で、シャルマ先生がインド人にとってのマントラについて話してくれたことがありました。


マントラは詩そのものに意味があるというよりもバイブレーションで、捧げもの。シヴァが妻のパールヴァティに贈った、捧げものなんだとおっしゃっていました。
インドの修行の世界ではグルが弟子にマントラを与えたり、マントラには女の子が生まれたとき、男の子が生まれたときなど種類がたくさんあって、なんなら人を殺すマントラもあるくらいだ、と。(そのあとに「僕は知らないけれども」と添えつつ)


わたしのノートには、関西の人が言う「知らんけど」というようなニュアンスで先生が話されたことのメモがいくつか残っているのですが、こういうメモをきっかけに「インド人にとってのマントラは、日本人にとってはなにかな…」などとたまに考えたりします。