まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想(インドの視点)をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、サーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

唱えて書いて、覚えよう♪ マントラチャンティング&ペン写経会(東京開催)

こころを落ち着けるための小さな習慣の中で、日常に取り入れやすい「書く・唱えるマントラヨガ」を実践してみましょう。日時・申し込み方法などはこのページの下部に記載しています。先に開催内容から記載します。(以下お読みいただき、★参加申し込みはこちらからお願いします

 

開催内容

書き写し用のシートを用意しますので、参加されるかたは普段も使えるお気に入りのペンをご持参ください。さらさら書きやすいジェルボールペンや細字の筆ペンがおすすめです。
ちなみにわたしは以下が好きです。

 

当日は意味やヨガ周辺の歴史も説明しながら進めていくので、愛用している手帳やノートのあるかたは、お持ちいただくとメモを兼ねて気に入った文字やマントラもちょこっと書き写せたりしてよいかもしれません。

以下の順で黒板を使いながら、寺子屋ふうに進めます。

  1. omというマントラを書いて唱える
  2. 「ア」「ウ」と「m(点・ビンドゥ)」分解説明
  3. 般若心経の中の音写マントラ部分「ぎゃーてーぎゃーてー…」を漢字で書く
  4. 「ぎゃーてーぎゃーてー…」をサンスクリット(デーヴァナガーリー)で書く
  5. 表意文字表音文字梵字、サンカルパと為書など、歴史や文字の説明
  6. サナハーヴァヴァトゥ(ヨガのオープニング・マントラ)を書いて唱える
  7. 食前の祈り(バガヴァッド・ギーター第15章14節)を書いて唱える
  8. 音をアルファベットで書くローマナイズ表記、日本語の日常会話にない音の説明など(6と7を使って)

「食前の祈り」は、知ると節食(ダイエット)に役立ってしまうかもしれません。きゃー。

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こんなふうに説明しながら、漢字から書きすすめていきます。どうぞ気負いなくご参加ください。字が壊滅的にヘタでやばいと思っている人も、途中から記号みたいなインドの文字に変わりますので安心してご参加ください。(お習字会ではありません)

サハナーヴァヴァトゥとバガヴァッド・ギーターは、サンスクリット(デーヴァナガーリー)の文字をなぞりながら書いてみましょう。そして、その音を一緒に口にしてみましょう。(わたしのヨガクラスに参加したことのあるかたは、毎回初めに唱えているのがサハナーヴァヴァトゥなので、聞き覚えがあるかと思います)

 

開催日時・参加費・申し込み方法

  • 開催日時:2019年8月12日(月・振替休日) 9時40分~12時00分(会場は9時20分オープン)
  • 参加費:3000円(当日会場でお支払いください)
  • 会場:東京駅から徒歩7分日本橋駅から徒歩4分くらいのところにある学習スペースです。参加のかたへメールでご案内します。
  • 持ちもの:書き慣れたペン(練習テキスト・用紙はこちらでご用意します)
  • 申し込み:以下リンク先のフォームからご連絡ください


わー。どのペンで書こう~、なんてペン選びに悩むところからたのしんでください。
東京にも写経のできるお寺がありますが、まだお寺の写経会へ行ったことのない人も、ここで感覚をつかんだら、きっと行きたくなっちゃいますよ!

 

▼おまけ:写経・写マントラは、いいよぉ~

その日の朝、はじめに見たものが大切。手のひらに神を見るマントラ

アンキット先生のチャンティングのクラスで唱えたマントラに、格別に好きになったものがありました。
朝のマントラ(Early Morning Mantra)として教えてもらった「Karagre Vasate Lakshmi~」ではじまるマントラです。

両手のひらを見つめながら、以下の神様を想います。

ヒンドゥーの神様たちですが、ラクシュミーは仏教になると吉祥天、サラスヴァティー七福神のメンバーでもある弁天様、ゴーヴィンダはクリシュナの牛飼いとしての異名です。
これらの神様の役割とあわせて先生がお話してくださったのですが、「ラクシュミーは富を司る神様です。お金はこうやって数えますね」と指先をこすりながら教えてくれました。「今日の仕事がうまくいきますように…」と。
サラスヴァティーは弁財天の「財」のほうではなく「弁」のほうで、先生が口に手のひらの中央を当てながら「正しく話せるように、正しく表現ができるように…」とお話されていまし た。
ゴーヴィンダについては「ここは手の下、ベース」とのこと。とくに説明がなかったのですが、クリシュナは万能なので言うことがないのかもしれません。

 


先生が「その日はじめに見るものが大切」というお話をされていて、以来わたしは毎朝手のひらを見るようにし、このマントラを想っています。お天気がどうかなとか、いま何時と思う前に、自分の一日について想うということをしたことがなかったことに気がつきました。
まだ完璧に唱えられないのですが、指先を見てラクシュミー、中間を見てサラスヴァティー、手の付け根にゴーヴィンダというのは覚えているので、まずは想うことからはじめています 。


わたしは朝にヨガの太陽礼拝をしていて、それだけでも以前よりずいぶん体調のよい日々を送れるようになったと感じていたのですが、起きて朝一番に目にすることのできるものを通して神を見るってすごいアイデアだなと、その祈りのシステムのありように感嘆しました。
「手を見る」というと石川啄木の暗いイメージがあったのですが、明るい気持ちで手を見るようになりました。

 

この一曲目です。子ども向けなので絵だけで意味がわかります。


Mantra for Kids for Daily Routine | Shlokas for Kids Vol: 2 | Bhakti Songs

インド三大神の覚えかた「G・O・D」

チャンティングのアンキット先生が、「グルル ブラフマ、 グルル ヴィシュヌ…」ではじまるマントラの説明中にちょっとしたTIPSを話してくれました。1192つくろう鎌倉幕府、のようなもの。
ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三大神の役割の覚えかたは「G・O・D」だよと。

 

 G:Generator

 O:Operator

 D:Destroyer

 

創造神(ブラフマー)・維持神(ヴィシュヌ)・破壊神(シヴァ)。
なんかシヴァ神だけプロレスラーになってる…と一瞬思いつつ、「Oh, I see.」と頷きながら授業をうけました。
一対一で練習するときは、こういう瞬間に気が散っているのが先生にバレやしないかとドキドキします。