バガヴァッド・ギーターを読む会の関西開催で、こんなことがありました。
参加者の感想のなかに、クリシュナがまるで「ジャイアン・リサイタルのようだ」「なんでこんなにパーティー・ピーポーっぽいのか」という率直なコメントがあり、わたしもそんなことを思っていたな…と回想しました。
そのことをなんとなく口にしたら、暗唱みたいになりました。
わたし:「ジャイアンか!」というツッコミを入れたくなる感じ、すごくよくわかります。わたしははじめに読んだとき、この神様はアントニオ猪木みたいだなぁ… と思いました。
参加者:ああああああ~
わたし:元気があれば…
参加者:なんでもできる
わたし:迷わず行けよ…
参加者:行けばわかるさ
このときは「今日はたまたまプロレスが好きの人が集まっていたのだろうか」と思ったのですが、このフレーズはプロレスに関係なくすぐ出てくる人が多いようです。
よく考えたらクリシュナの言葉は「戦いのための鼓舞」だから、アントニオ猪木さんの言葉とも重なるわけなんですよね。
それにしても、この暗唱コール&レスポンスっぷりは、まるでインド人にとってのギーターのよう。日本語の詩の力(この場合はポエムでなくリリック)に驚きました。