まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、インド六派哲学のサーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

聖者からアースリへ、アースリからパンチャシカへ伝えられた

サーンキヤ・カーリカー 第70節・その注釈で述べられていること

この聖なる最高の教えを、聖者は親愛の思いでアースリに与えました。
アースリも、それをパンチャシカに与えました。
彼(パンチャシカ)によって、その教義はつまびらかにされていきました。

 

<「サーンキャ・カーリカー」内でのこの節>
後の第72節を読むとわかりますが、この節までがイーシュヴァラクリシュナによって書かれたもので、以後の節はイーシュヴァラクリシュナの紹介とこの書自体の説明です。

 

<日本語化の意図メモ>
この節は特にありません。

 

<用語メモ>
この(etat)
聖なる、清らかな、浄化された(pavitra)
最上のもの、最高のもの(agryam)
ムニ、聖者(muni)
慈悲心で、哀れみをもって、親愛にふさわしく(anukampya)
与える、贈る(prada+dau)
それゆえ(tena)
いろいろに、種々に、明らかに(bahudha)
得られた、教化された(krta,krtam)
教義、教え(tantra,tantram)
muni は釈迦牟尼(シャカムニ)でよく耳にするムニです。

 

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