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まろやかインド哲学

専門性よりも親しみやすさを優先し、インド思想をまろやかな日本語で分解演習します。座学クラスの演習共有のほか、インド六派哲学のサーンキヤとヨーガの教典についてコメントしながら綴ります。

イーシュヴァラクリシュナが簡潔なアーリヤー調の詩節にした

サーンキヤ・カーリカー 第71節・その注釈で述べられていること

弟子たちを通じて伝えられたこの教えは、
教義をよく理解し、高貴な心をもつイーシュヴァラクリシュナによって
簡潔なアーリヤー調の詩節にまとめられました。

 

<「サーンキャ・カーリカー」内でのこの節>
簡潔なアーリヤー調の詩節にまとめたのが、イーシュヴァラクリシュナですよ、という説明です。
次の第72節とセットで、「サーンキャ・カーリカー」という書の説明をしています。

 

<日本語化の意図メモ>
用語メモに書いたとおり、分解して単語を読み取るのがむずかしい節でした。
教義の書の終盤の定型や、よくある型を踏襲された表現なのかもしれません。

 

<用語メモ>
教えられる、教わる、弟子、生徒(sisya)
上の、最高の、ほかの、残りの(param)
助けを通じて、上の、公布する(parya)
伝えられてきた、つながってきた(gatam)
そしてこれは(cai'tad / ca etd)
アーリヤー調の(aryabhih)
簡潔な、コンパクトな、そっけない(samksipta)
気高い心の、高貴な見識を持つ(aryamatina)
完全に、まったく、すっかり(samyag,samyak)
理解する(vijnaya)
教義、教説、定説、原理(siddhanta)
※アーリヤー調というのは8句2行で構成するもので、ギーターのような音節のルールはありません。

 

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